USP-NFに準拠した酢酸カルシウムカプセルの分析 (YK-421)

​酢酸カルシウムは、欧米諸国等で保存料、pH調整剤等として使用されている食品添加物です。また、栄養強化の目的でも使用されています。米国薬局方-国民医薬品集(USP 43-NF 38*)に収載されたる酢酸カルシウムカプセルの定量分析では、L76の充てん剤を充てんしたカラムを使用し、システム適合性としてカルシウムイオンの理論段数は1,000以上、相対標準偏差は2.0%以下と定められています。IC YK-421を用いて分析を行ったところ、すべてのシステム適合性の要件を満たすことが確認できました。

*データ採取時の版


Sample : 0.08 mg/mL Calcium acetate in water, 10 µL


Column       : IC YK-421 (4.6 mm I.D. x 125 mm)
Eluent       : 0.75 mM Dipicolinic Acid and 1.7 mM Nitric Acid in water/Acetone=900/100
Flow rate    : 0.9 mL/min
Detector     : Non-suppressed conductivity
Column temp. : 35 ℃ 

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