日本薬局方に準拠した精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液の分析 (SB-802.5 HQ)

平成28年3月7日に第十七改正の日本薬局方が公示されました。第十七改正日本薬局方*では新たに精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液が追加されています。薬局方に準拠した精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液の定量分析ではシステム適合性としてヒアルロン酸とイプシロン-アミノカプロン酸の分離度(Rs)は5以上、システム再現性として6回の繰り返し分析においてヒアルロン酸のピーク面積の相対標準偏差は2.0 %以下となっています。OHpak SB-802.5 HQを用いて分析を行ったところ、システム適合性、システム再現性共に条件を満たすことが確認できました。

*データ採取時の版


Sample : 20 μL
System suitability solution (prepared according to JP method)
1. Hyaluronic acid
2. ε-Aminocaproic acid


Column       : Shodex OHpak SB-802.5 HQ (8.0 mm I.D. x 300 mm)
Eluent       : 0.1 M Na2SO4 aq.
Flow rate    : 1.0 mL/min
Detector     : UV (210 nm)
Column temp. : 40 ℃

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