日本薬局方に準拠したアレンドロン酸ナトリウム水和物の類縁物質の分析 (DS-413)

アレンドロン酸は骨粗鬆症の治療薬として広く使われています。第十七改正日本薬局方*によるアレンドロン酸ナトリウム水和物の類縁物質の分析では、前処理でアレンドロン酸にクロロギ酸9-フルオレニルメチルを反応させることによりアミノ基を9-フルオレニルメチルオキシカルボニル(FMOC)化した後、スチレン-ジビニルベンゼン共重合体を充てん剤としたカラムを用いてHPLC測定することが指定されています。システム適合性として、FMOC-アレンドロン酸とFMOC-4-アミノ酪酸の分離度は6以上、FMOC-アレンドロン酸の6回繰り返し分析におけるピーク面積の相対標準偏差は2.0%以下が要求されています。RSpak DS-413を用いて分析を行ったところ、すべてのシステム適合性の条件を満たすことが確認できました。

*データ採取時の版


Sample : 20 μL
prepared according to JP
1. FMOC-Alendronic acid
2. FMOC-4-Aminobutyric acid


Column    : Shodex RSpak DS-413 (4.6 mm I.D. x 150 mm)
Eluent    : (A) 10 mM Trisodium citrate + 10 mM Na2HPO4 aq. (adjusted to pH8.0 with H3PO4)
/CH3CN=85/15
(B) 10 mM Trisodium citrate + 10 mM Na2HPO4 aq. (adjusted to pH8.0 with H3PO4)
/CH3CN=30/70
Linear gradient ; (B%) 0 to 50 % (0 to 20 min), 50 to 100 % (20 to 35 min),
100 to 0 % (35 to 36 min), 0 % (36 to 45 min)
Flow rate : 0.8 mL/min Detector : UV (266 nm) Column temp. : 45 ℃

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