USP-NFに準拠したエキセナチドの分析 (KW-802.5)

エキセナチドは39個のアミノ酸から成るペプチドで、GLP-1アナログの2型糖尿病治療薬として広く使われています。米国薬局方-国民医薬品集(USP 42-NF 37*)によるエキセナチド注射液の定量ではL20の充てん剤を使用し、システム適合性としてエキセナチドと大豆トリプシンインヒビターの分離度が1.3以上、エキセナチドのテーリングファクターが0.8 ~ 1.4、ピーク面積の相対標準偏差が2.0%以下であることが定められています。PROTEIN KW-802.5を用いて分析を行ったところ、すべてのシステム適合性の条件を満たすことが確認できました。

*データ採取時の版


Sample : System suitability solution, 20 μL
1. Soybean trypsin inhibitor
2. Exenatide


Column       : Shodex PROTEIN KW-802.5 (8.0 mm I.D. x 300 mm)
Eluent       : 0.13 M Na2SO4 aq./CH3CN/TFA=1500/500/2
Flow rate    : 0.8 mL/min
Detector     : UV (214 nm)
Column temp. : 25 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ