リラグルチド製剤のSEC分析 (KW-802.5)

糖尿病治療薬の1種であるリラグルチド製剤を水系SEC(GFC)カラムPROTEIN KW-802.5を用いて分析を行いました。リラグルチド製剤を加熱処理することで多量体と考えられるピーク面積が大きくなっていることが分かります。リラグルチドと多量体1の分離度は2.4で、リラグルチド製剤中の高分子不純物との分離に適していることが確認できました。

(注意)
分析終了後は速やかに出荷時封入液に置換してください。

Sample: 5 µL
Liraglutide formulation (5-fold diluted with H2O)

  1. 1.Liraglutide monomer
  2. 2.Phenol
Chromatogram of Liraglutide
Column
Shodex PROTEIN KW-802.5 (8.0 mm I.D. x 300 mm)
Eluent
1 mg/mL L-Arginine aq./CH3CN/CH3COOH=35/50/15
Flow rate
0.5 mL/min
Detector
UV (280 nm)
Column temp.
30 ℃

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