レボカルニチンの分析 (NH2P-50 4E)

レボカルニチンは、先天性カルニチン欠乏症の治療薬として用いられる親水性物質です。ポリマー系アミノカラムAsahipak NH2P-50 4Eを用いてHILICモードで分析を行いました。溶離液に塩を添加することで、レボカルニチンの溶出時間が安定します。また分析の前に50 mM KH2PO4 aq.を流すことで安定化までの時間が短縮できます。

【注意】本分析は、カラムの平衡化が必要です。
カラムの平衡化:50 mM KH2PO4 aq.を0.5 mL/minで2時間流した後、溶離液に置換する。


Sample : 1 %, 10 μL
1. Levocarnitine


Column       : Shodex Asahipak NH2P-50 4E (4.6 mm I.D. x 250 mm)
Eluent       : 50 mM KH2PO4/CH3CN=35/65 (Adjusted with H3PO4 to a pH4.7)
Flow rate    : 1.0 mL/min
Detector     : UV (205 nm)
Column temp. : 30 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ

アプリケーションデータ(関連情報)