フマル酸とコハク酸の分離 (KC-811)

有機酸分析用カラムRSpak KC-811を用いて有機酸の分析を行いました。フマル酸は溶離液のpHやカラム温度によって溶出位置が大きく変化しますので他のピークの妨害となることがあります。(1),(2),(3)のように溶離液条件を変えるとフマル酸とコハク酸の溶出順序は変化します。
カラム温度と有機酸の保持容量 (1) (KC-811) をご参照ください。

Sample:

  1. 1.Succinic acid
  2. 2.Fumaric acid
  3. 3.Lactic acid
  4. 4.Formic acid
Column
Shodex RSpak KC-G 8B (8.0 mm I.D. x 50 mm) + KC-811 (8.0 mm I.D. x 300 mm) x 2
Eluent
(1); 2 mM HClO4 aq.
(2); 2 mM HClO4 aq./CH3CN=90/10
(3); 4 mM HClO4 aq./CH3CN=90/10
Flow rate
1.0 mL/min
Detector
VIS (430 nm) *Post column method
Column temp.
60 ℃

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