各種検出器による有機酸分析の比較 (醤油) (KC-811)

有機酸分析用カラムRSpak KC-811を用いて各種検出器による有機酸分析の比較を行いました。有機酸標準のみの場合はどの検出方法でも検出可能ですが、アミノ酸、糖、NaCl、イオン、有機物などを含む複雑な組成の実サンプルの場合は高選択性分析が行えるポストカラム発色法をお勧めします。UV検出(210 nm)では多くの有機物が検出され電気伝導度検出では10分近くに排除されたNaClのピークが大きいため有機酸の定量性に影響を与えます。さらにRI検出の場合は糖をはじめとするほとんど全ての成分が検出されるため有機酸の定量は困難です。



Sample : Soy sauce
1. Citric acid
2. Pyruvic acid
3. Malic acid
4. Succinic acid
5. Lactic acid
6. Formic acid
7. Acetic acid
8. Pyroglutamic acid


Columns      : Shodex RSpak KC-G 6B (6.0 mm I.D. x 50 mm) + KC-811 (8.0 mm I.D. x 300 mm) x 2
Eluent       : 3 mM HClO4 aq.
Flow rate    : 1.0 mL/min
Column temp. : 50 ℃

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