日本酒中の有機酸分析 (KC-811)

原料やお米の精米歩合が異なる4種類の日本酒に含まれる有機酸を有機酸分析用カラムRSpak KC-811を用いて分析しました。日本酒の種類によって有機酸の総量や組成に違いがあることが確認されました。この違いが風味に反映しているものと思われます。

特定名称酒の条件（抜粋） スクロールできます
種類 精米歩合 醸造アルコール 米麹の割合
特定名称酒 吟醸酒 60%以下 添加 15%以上
本醸造酒 70%以下 添加 15%以上
純米酒 - 無添加 15%以上
普通酒 特定名称酒以外

Sample: 100 µL
Sake (Japanese rice wine)

  1. 1.Phosphoric acid
  2. 2.Citric acid
  3. 3.Pyruvic acid
  4. 4.Malic acid
  5. 5.Succinic acid
  6. 6.Lactic acid
  7. 7.Fumaric acid
  8. 8.Acetic acid
  9. 9.Pyroglutamic acid

 

Column
：Shodex RSpak KC-G 8B (8.0 mm I.D. x 50 mm) + KC-811 (8.0 mm I.D. x 300 mm) x 2
Eluent
：4.8 mM HClO4 aq.
Flow rate
：(Eluent); 1.0 mL/min, (Reagent); 1.1 mL/min
Detector
：VIS (430 nm) *Post column method
Column temp.
：63 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ

アプリケーションデータ（関連情報）