グルコン酸類の逆相分析 (DE-613)

グルコン酸類は水酸基を複数持った親水性の高い物質ですが、酸性溶離液中ではカルボキシル基の解離が抑えられて相対的に疎水性が高くなるため、逆相分析では保持されやすくなります。ここでは、溶離液に2 mM過塩素酸水溶液のみを使用し、ポリマー系逆相クロマトグラフィー用カラム RSpak DE-613を用いて分析を行ったところ、相互分離させることができました。DE-613は酸性条件でも有機溶媒を添加せずに使用することが可能です。

Sample:

  1. 1.HCl
  2. 2.2-Ketogluconic acid
  3. 3.Gluconic acid
  4. 4.5-Ketogluconic acid
  5. 5.Tartaric acid
  6. 6.Glycolic acid
  7.  
Column
Shodex RSpak DE-613 (6.0 mm I.D. x 150 mm)
Eluent
2 mM HClO4 aq.
Flow rate
(Eluent); 0.5 mL/min, (Reagent); 0.2 mL/min
Detector
VIS (430 nm) *Post column method
Column temp.
30 ~ 32 ℃

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