ソーマチン(タウマチン)は分子量22,000、等電点12の塩基性度が高いタンパク質です。砂糖に比べ3,000倍の甘味を呈すると言われており、低カロリー甘味料として用いられています。ここでは、中国GBの「食品添加剤ソーマチンの分析法」を参考に強陽イオン交換カラムIEC SP-825を用いてソーマチン標準品の分析を行いました。試料を水で溶解すると溶媒由来のピークがソーマチンのピークに一部掛かるため、試料は溶離液で溶解することをお勧めします。
Sample: 20 µL
Thaumatin 50 μg/mL in eluent
- Column
- :Shodex IEC SP-825 (8.0 mm I.D. x 75 mm)
- Eluent
- :29.25 g NaCl + 1.54 g Ammonium acetate in 1 L H2O, pH 10.0 adjust with 5 M NaOH aq.
- Flow rate
- :0.8 mL/min
- Detector
- :UV (279 nm)
- Column temp.
- :35 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- アセスルファム K (SC1011)
- アセスルファムKとスクラロースの分離 (SC1011)
- スクラロース (SP0810)
- ステビオシドとレバウジオシドAの分離 (NH2P-50 4E)
- 各種ステビオール配糖体のLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- 精製ステビア抽出物の定量法分析 (VG-50 4E)
- 医薬品添加物規格に準拠した精製ステビア抽出物の純度試験 (C18M 4E)
- 羅漢果中のモグロシドVの分離 (NH2P-50 4E)
- 各種甘味料のLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- 栄養ドリンク中の甘味料とアミノ酸の同時分析 (NH2P-40 2D)
- ヨーグルトドリンク中の糖類と甘味料の同時分析 (NH2P-40 2D)
- HILICモードにおける溶離液pHの影響 (VG-50 2D)