糸状菌培養物中のPochonicineとその類縁体の分析 (ES-502C 7C)

糸状菌Pochonia suchlasporia var. suchlasporia TAMA 87が生産するポリヒドロキシピロリジジンアルカロイドの 1種であるpochonicineとその類縁体の分離を陽イオン交換クロマトグラフィー用カラムAsahipak ES-502C 7Cを用いて分離を行いました。類縁体はpochonicineのピロリジジン環上に3つある水酸基のうちの1つが水素に置換したもので、類縁体Aと類縁体Bは置換位置が異なると推定されています。


Sample : 5 μL
Fraction purified from the culture extract of
Pochonia suchlasporia var. suchlasporia TAMA 87
(菌株は玉川大学学術研究所 奥田徹先生ご提供)

Pochonicine
Analogue A
Analogue B


Columns      : Shodex Asahipak ES-502C 7C (7.5 mm I.D. x 100 mm)
Eluent       : 10 mM Ammonium bicarbonate aq.
Flow rate    : 0.6 mL/min
Detector     : UV(210 nm)
Column temp. : 40 ℃

岡山大学農学部 仁戸田照彦先生ご提供

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