ソーマチンの分析 (SP-825)

ソーマチン(タウマチン)は分子量22,000、等電点12の塩基性度が高いタンパク質です。砂糖に比べ3,000倍の甘味を呈すると言われており、低カロリー甘味料として用いられています。ここでは、中国GBの「食品添加剤ソーマチンの分析法」を参考に強陽イオン交換カラムIEC SP-825を用いてソーマチン標準品の分析を行いました。試料を水で溶解すると溶媒由来のピークがソーマチンのピークに一部掛かるため、試料は溶離液で溶解することをお勧めします。

Sample: 20 µL
Thaumatin 50 μg/mL in eluent

  1.  
Chromatogram of thaumatin
Column
Shodex IEC SP-825 (8.0 mm I.D. x 75 mm)
Eluent
29.25 g NaCl + 1.54 g Ammonium acetate in 1 L H2O, pH 10.0 adjust with 5 M NaOH aq.
Flow rate
0.8 mL/min
Detector
UV (279 nm)
Column temp.
35 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ