緑茶中の茶カテキン類の分析 (C18U 2D)

緑茶中に含まれる茶カテキン類は機能性関与成分であり、抗ガン作用、抗酸化作用、血圧上昇抑制作用、血糖上昇抑制作用、体脂肪蓄積抑制作用といった様々な効果があります。ここでは、シリカ系逆相クロマトグラフィーUHPLC用カラム C18U 2Dを用いて市販の緑茶および機能性食品として販売されている緑茶中の茶カテキン類の分析を行いました。C18U 2Dを用いるとイソクラティック溶出で10分以内に8種の茶カテキン類の分析が可能です。また、1 ~ 100 mg/Lの濃度範囲において直線性の高い検量線が得られることを確認しました。

(試料調製)
1) 市販の緑茶および機能性食品として販売されている緑茶を超純水で5倍希釈する
2) 希釈した溶液を0.45 µmのフィルタでろ過し、ろ過後の試料をHPLC溶液とする


Sample : 20 mg/L each, 5 μL
1. Gallocatechin
2. Epigallocatechin
3. Catechin
4. Epicatechin
5. Epigallocatechingallate
6. Gallocatechingallate
7. Epicatechingallate
8. Catechingallate


Column       : Shodex C18U 2D (2.0 mm I.D. x 150 mm)
Eluent       : 20 mM H3PO4 aq./CH3CN=80/20
Flow rate    : 0.3 mL/min
Detector     : UV (210 nm)
Column temp. : 30 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

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