クロロゲン酸はコーヒー豆に含有するポリフェノールの一種で血圧改善作用、抗発癌作用など色々な生理活性が報告されています。クロロゲン酸は熱に弱く、コーヒー豆を焙煎する工程でカフェ酸とキナ酸に分解します。ここではODSカラムであるシリカ C18M 4Dを用いてクロロゲン酸、カフェ酸、カフェインの分離を行いました。
Sample : 0.1 mg/mL each, 10 μL
1. Chlorogenic acid
2. Caffeine
3. Caffeic acid
Column : Shodex シリカ C18M 4D (4.6 mm I.D. x 150 mm) Eluent : 20 mM H3PO4 aq./CH3OH=70/30 Flow rate : 1.0 mL/min Detector : UV(280 nm) Column temp. : 30 ℃