サンプル注入量のカラム効率への影響 (1) (I-524A)

ノンサプレッサ法用陰イオン分析用カラムIC I-524Aを用いて陰イオンの分離を行いました。100 μL注入の際のサンプル濃度によるカラム効率の変化および注入容量によるカラム効率の変化を示します。サンプルの濃度はCl-で10 mg/L、SO42-で100 mg/L まではカラム効率の低下はありませんが、更にサンプル濃度が高くなるとHETPが大きくなりピークがブロードになります。また、Cl-イオンを1 mg/L注入した場合のカラム効率は注入容量 500 μLまで低下しません。


Sample :
Cl-
SO42-
HETP=(Column length)/(Theoretical plate number)

 

Column       : Shodex IC I-524A (4.6 mm I.D. x 100 mm)
Eluent       : 2.5 mM Phthalic acid(pH4.0 adjusted by Tris(hydroxymethyl)aminomethane)
Flow rate    : 1.2 mL/min
Detector     : Non-suppressed conductivity
Column temp. : 40 ℃

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