標準ポリスチレン (9) (KD-802)

有機溶媒系SEC(GPC)用カラムGPC KD-802を用いて標準ポリスチレンの分析を行いました。このクロマトグラムでは、分子量580のポリスチレンのピークは溶媒由来である水、空気などのピーク(矢印部分)付近に溶出しています。このように溶離液をDMFにする場合、スチレンジビニルベンゼン共重合体を充てん剤としたSECカラムではポリスチレンが遅れて溶出することが知られています。KD-800シリーズを用いて較正曲線を作成する場合は、標準としてPEG/PEOを使用することをお勧めします。
参照: KD-802.5とSB-802.5 HQの較正曲線 (DMF溶媒: PSとPEG、PEOの比較)


Sample :
1. Polystyrene (MW: 37,000) 0.1 %
2. Polystyrene (MW: 4,000) 0.2 %
3. Polystyrene (MW: 580) 1.0 %

Columns      : Shodex GPC KD-802 (8.0 mm I.D. x 300 mm) x 2
Eluent       : 0.01 M LiBr in DMF
Flow rate    : 1.0 mL/min
Detector     : RI
Column temp. : 50 ℃

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