ODP2 HPにおける溶離液組成の影響

ポリマー系逆相クロマトグラフィー用カラムODP2 HP 4D(内径4.6 mm、長さ150 mm)による溶離液中のアセトニトリル含有率(%)と理論段数(TPN)の関係、溶離液中のアセトニトリル含有率(%)と保持時間の関係を調べました。各サンプル共に有機溶媒の含有率が40から45 %で最も高い理論段数を示します。アセトニトリルの含有率が40 %以下では各サンプルの保持時間が急激に長くなります。標準条件としてはアセトニトリルの含有率が45 %の溶離液条件をお勧めします。

Sample: 5 μL

  1. Phenol 300 ppm
  2. Methyl benzoate 350 ppm
  3. Toluene 1000 ppm

※Ratio of TPN [%] : アセトニトリルが40 %含有時の理論段数を100%とする。

 

  1.  
Column
Shodex ODP2 HP-4D (4.6 mm I.D. x 150 mm)
Eluent
H2O/CH3CN
Flow rate
0.5 mL/min
Detector
UV (254 nm)
Column temp.
40 ℃

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