弱塩基性のスコポラミンを分析する場合、10 mM 酢酸アンモニウム緩衝液ではどのカラムも良好なクロマトグラムが得られていますが、ODS(B)、および残存シラノール基のエンドキャッピングが比較的改良されているODS(A)においては溶離液中の酢酸アンモニウム濃度を1 mMに下げると残存シラノールの影響によりスコポラミンの充てん剤への非特異吸着が起こりピークのテーリングが観測されます。一方、ポリマー基材のODP2 HP-4Dにおいては溶離液中の酢酸アンモニウム濃度を下げた場合でもスコポラミンの充てん剤への非特異吸着が起こらずスコポラミンはシャープに溶出していることが分かります。ODP2 HPカラムでは溶離液中の塩濃度を下げても分離への影響が少ないため溶離液中の塩が試料のイオン化抑制(イオンサプレッション)に影響するESI法(LC/MS)での分析に適しています。
Sample: 5 μL
Scopolamine (pKa7.6) 300 mg/L

- Column
- :Shodex ODP2 HP-4D (4.6 mm I.D. x 150 mm)
ODS(A), ODS(B) from other manufacturer (4.6 mm I.D. x 150 mm each) - Eluent
- :Ammonium acetate buffer (pH7.0)/CH3CN=35/65
- Flow rate
- :1.0 mL/min
- Detector
- :UV (254 nm)
- Column temp.
- :40 ℃
