細胞膜の可溶化やペプチド、タンパク質の容器への吸着を防ぐためにしばしば界面活性剤が使用されます。しかし分析時に界面活性剤が存在するとカラムを劣化させたりLC/MS等の装置を汚して再現性の乏しいデータになる場合があります。MSpak GF-4Aは前処理なしにオンラインで界面活性剤を除去できますので再現性の良いデータが得られると共に分析の迅速化が図れます。以下にGF-4Aで前処理可能な界面活性剤の一例を示します。
(例)
・Triton X-100
・Sodium dedecyl sulfate (SDS)
・Sodium dodecylbenzenesulfonate (SDBS)
・Cetyltrimethyl ammonium bromide
Column : Shodex MSpak GF-4A (4.0 mm I.D. x 10 mm) Eluent : 10 mM CH3COONH4 aq. (pH 7.0) Flow rate : 0.5 mL/min Column temp. : Room temp. (27 ℃)