ハロ酢酸のLC/MS分析 (JJ-50 2D)

ハロ酢酸は浄水を消毒する際に生成する消毒副生成物(DBPs)の一種です。水道水質基準ではクロロ酢酸(MCAA)は0.02 mg/L以下、ジクロロ酢酸(DCAA)は0.04 mg/L以下、トリクロロ酢酸(TCAA)は0.2 mg/L以下に定められています。従来ハロ酢酸の試験法はGC/MSと定められていましたが平成24年4月1日よりLC/MSも採用されました。ここでは3種のハロ酢酸をマルチモード用カラムRSpak JJ-50 2Dを用いてイソクラティックで一斉分析しています。


Sample : Haloacetic acid
(Standard) 2 ng/mL each, 50 μL
MCAA, Chloroacetic acid
DCAA, Dichloroacetic acid
TCAA, Trichloroacetic acid

Tap water, 50 μL

 
Column       : Shodex RSpak JJ-50 2D (2.0 mm I.D. x 150 mm)
Eluent       : 25 mM CH3COONH4 aq. (pH9.2)/CH3CN=50/50
Flow rate    : 0.2 mL/min
Detector     : ESI-MS
               MCAA : SIM 93(-)
               DCAA : MRM 127 → 83(-)
               TCAA : SIM 161(-)
Column temp. : 40 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ