食安発第1003001号(平成18年10月3 日)の第2章「GC/MSによる農薬等の一斉試験法 (畜水産物)」、「LC/MSによる農薬等の一斉試験法 (畜水産物)」中の試験溶液調製法の精製過程でゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)が採用されおり、カラムはCLNpak EV-2000 ACが相当します。更に食安発第0226第2号(平成27年2月26日)の通知により「LC/MS による農薬等の一斉試験法Ⅱ(畜水産物)」が加わり、そこでのGPCクリーンアップ用カラムはEV2000AC-12Fが相当します。残留農薬の分取範囲はアクリナトリンの保持時間からトリシクラゾールの溶出終了までですが、精製が不十分な場合には「アクリナトリンとフルバリネートの各保持時間の中央からトリシクラゾールの溶出終了までを分画範囲にすると良い。」となっています。
Sample : 2 mL
Acrinathrin
Tricyclazole
Fluvalinate
Columns : Shodex CLNpak EV-G AC12C (12.0 mm I.D. x 100 mm) + EV2000AC-12F (12.0 mm I.D. x 300 mm) Eluent : Acetone/Cyclohexane=3/17 Flow rate : 3 mL/min Detector : UV (254 nm) Column temp. : 45 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- 各種農薬の溶出位置 (EV-2000 AC)
- 溶離液組成の影響
- アセトン/シクロヘキサン溶離液を用いた場合の溶出パターン (EV-2000 AC)
- 酢酸エチル/シクロヘキサン溶離液を用いた場合の溶出パターン (EV-2000)
- ほうれん草中の色素除去効果 (EV-2000 AC)
- ほうれん草中の色素除去率 (EV-2000 AC)
- サンプル注入量の影響
- 流量の影響 (EV-2000 AC)
- カラム温度の影響
- 畜水産物中残留農薬の精製
- GPCクリーンアップ条件
- 分取指標農薬 (EV-2000 AC)
- EV-2000 ACにおける脂質、脂肪酸の溶出位置
- GPCクリーンアップにおける温度影響
- GPCクリーンアップにおける溶離液の組成の影響
- GPCクリーンアップ実施例 (1) (中トロ、牛脂)
- GPCクリーンアップ実施例 (2) (牛乳、卵)