厚生労働省通知法に準拠した畜水産物のGPCクリーンアップ実施例 (1) (中トロ、牛脂) (EV-2000 AC)

食安発第1003001号*(平成18年10月3日)により、「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法」(平成17年1月24日 食安発第0124001号)の「第2章 一斉試験法」に「LC/MSによる農薬等の一斉試験法 (畜水産物)」が追加されました。「GC/MSによる農薬等の一斉試験法 (畜水産物)」および「LC/MSによる農薬等の一斉試験法 (畜水産物)」では、試験溶液調製法の精製過程でゲル浸透クロマトグラフィー(GPCクリーンアップ)が採用されています。ここでは、「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法」に準拠した抽出方法でマグロの中トロと牛脂を前処理した後、GPCクリーンアップ用カラム CLNpak EV-2000 ACとそのガードカラム CLNpak EV-G ACを用いてGPCクリーンアップを行いました。

*データ採取時の版を記載

抽出方法

  1. (1)試料20.0 mg(脂肪は5.0 g)を秤量する。
  2. (2)水20 mLを加えてホモジナイズする。
  3. (3)(2)にアセトン・n-ヘキサン(1:2)を100 mL加えてホモジナイズする。
  4. (4)遠心分離(2,500 rpm、5 min)後、有機層を分取する。
  5. (5)(4)の残留物にn-ヘキサンを50mL加えてホモジナイズする。
  6. (6)遠心分離(2,500 rpm、5 min)し、有機層を分取する。
  7. (7)(4)と(6)を合わせた後、無水硫酸ナトリウムを加えて脱水する。
  8. (8)無水硫酸ナトリウムをろ別し、ろ液を40 ℃以下で濃縮する。
  9. (9)溶媒を除去した後、残留物(抽出脂肪重量)の重量を測定する。
  10. (10)HPLCへの負荷量が試料5.0 g相当になるようにアセトン・シクロヘキサン(1:4)を加えて溶解する。
  11. (11)遠心分離(3,000 rpm、5 min)後、上清5 mLをHPLCに注入する。

Sample: 5 mL each
Beef tallow extract
Fatty tuna extract
Standard solution (5 mg/L each of Acrinathrin and Tricyclazole in eluent)

  1.  
Column
Shodex CLNpak EV-G AC (20.0 mm I.D. x 100 mm) + EV-2000 AC (20.0 mm I.D. x 300 mm)
Eluent
Acetone/Cyclohexane=1/4
Flow rate
5 mL/min
Detector
UV (254nm)
Column temp.
40 ℃

試料名インデックス

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