肥料等試験法に準拠したスルファミン酸のLC/MS分析 (ODP2 HP-2D)

スルファミン酸は植物の発芽障害の原因になることが知られています。肥料等試験法(2016*)に準拠したスルファミン酸のLC/MSを用いた定量法では分析カラムとしてODP2 HP-2Dが記載されています。ここではポリマー系逆相クロマトグラフィ用カラムODP2 HP-2Dを用いてスルファミン酸のLC/MS分析を行いました。10 ~ 600 ng/mLの濃度範囲で直線性の高い検量線が得られています。通常ODP2 HPは逆相カラムとして使用されますが、充てん剤の極性が比較的高いため本データのようにHILICモードで使用することも可能です。

*データ採取時の版


Sample : 1 μL
1. Sulfamate 100 ng/mL



Column       : Shodex ODP2 HP-2D (2.0 mm I.D. x 150 mm)
Eluent       : 100 mM Ammonium formate buffer (pH3.2)/CH3CN=10/90
Flow rate    : 0.2 mL/min
Detector     : ESI-MS (SIM Negative)
Column temp. : 40 ℃

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