肥料等試験法(2019*)に収載されている「6.2 塩素」の「6.2.a イオンクロマトグラフ法」は、サプレッサー法とノンサプレッサー法が記載されています。ノンサプレッサー法では第 4 級アンモニウム基を結合した親水性ポリメタクリレート系ゲルを充てんしたカラムが用いられおり、製品名としてIC NI-424が載っています。ここでは、NI-424を用いての標準液と対象肥料の一つである硫酸加里の分析を行いました。塩素イオンの検量線を作成したところ、1 ~ 100 µg/mLの濃度範囲で決定係数(R2)が0.9998と高い直線性を示しました。
本分析は、硫酸加里、重炭酸加里、硫酸加里苦土、魚かす粉末、魚かす、堆肥に適用されます。
サプレッサー法による肥料中の塩素分析はこちら
試料調製 ※「(4.1) 抽出」に準拠
- (1)分析種を1.00 g秤量し、共栓三角フラスコ200 mLに入れる。
- (2)水100 mLを加え、10分間振とう機で撹拌する。
- (3)静置後、上澄み液を共栓遠心沈殿管50 mLにとり、1700 × gで約5分間遠心分離する。
- (4)上澄み液を水で正確に20倍希釈する。
- (5)0.45 µmのメンブレンフィルターでろ過し、試料溶液とする。
*データ採取時の版を記載
Sample: 20 µL each
(Standard solution) 5 mg/L of Cl-
- 1.Cl-
(Sample solution)
- 1.Cl-


- Column
- :Shodex IC NI-G (4.6 mm I.D. x 10 mm) + NI-424 (4.6 mm I.D. x 100 mm)
- Eluent
- :2.1 mM Phthalic acid + 2.9 mM Amino-n-capronic acid + 6 mM Phenylboronic acid aq.
- Flow rate
- :1.0 mL/min
- Detector
- :Non-suppressed conductivity
- Column temp.
- :40 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- 溶離液pHの影響 (NI-424)
- サンプル注入量のカラム効率への影響 (4) (NI-424)
- 検量線の直線性 (NI-424)
- 低濃度フッ化物イオンの検量線 (NI-424)
- 陰イオン (15) (NI-424とI-524Aの比較)
- 陰イオン (16) (NI-424 フタル酸溶離液)
- 陰イオン (17) (疎水性無機イオン) (NI-424)
- 陰イオン (18) (NI-424)
- 水道水 (7) (NI-424)
- 河川水 (3) (NI-424)
- 雨水 (NI-424)
- 各種ホスホン酸 (NI-424)
- ピロリン酸、トリポリリン酸の分析 (NI-424)
- 炭酸イオンの分析 (2) (NI-424)
- 陰イオンと有機酸 (NI-424)
- メタンスルホン酸とメタンジスルホン酸 (NI-424)
- 有機酸の保持容量 (NI-424)
- 各種アルキルスルホン酸の分析 (1) (NI-424)
- リチウム塩中の陰イオン分析 (1) (NI-424)
- 肥料等試験法に準拠したスルファミン酸、チオシアン酸アンモニウムの同時分析 (NI-424)
- エノキサパリンナトリウム中の硫酸イオン (NI-424)
