割りばし中の亜硫酸分析 (SI-35 4D)

このカラムはサプレッサ方式のイオンクロマト装置でご使用ください。

食安監発第1113001号・食安基第1113001号(平成19年11月13日)では二酸化硫黄又は亜硫酸塩類は割りばし1膳あたり4 mg(二酸化硫黄として)を限度値と定めています。ここでは割りばしを通知法に基づいて前処理を行った後、陰イオン分析用カラムIC SI-35 4Dを用いて亜硫酸イオンの分析を行いました。検量線に使用する二酸化硫黄溶液は、亜硫酸水素ナトリウム152 mgを1 %トリエタノールアミン溶液に溶かして100 mLとしたものを二酸化硫黄標準原液(二酸化硫黄として1 mg/mL)とし、これを水で10倍希釈したものを二酸化硫黄標準溶液(二酸化硫黄として100 μg/mL)としています。

試料の前処理
25 ml 共栓付試験管に水20 mLを入れて95 ℃に加温。
割りばし1本を2つに切断して浸漬し、95 ℃で30分間溶出後、割りばしを取り除く。
溶液が冷めた後、5 mL量り取り、水を加えて25 mLとする。
メンブレンフィルタ(0.45 μm)でろ過したものを試験溶液とする。


Sample : 50 μL
1. SO32-


 

Column       : Shodex IC SI-35 4D (4.0 mm I.D. x 150 mm)
Eluent       : 3.2 mM Na2CO3 + 1.9 mM NaHCO3 aq.
Flow rate    : 0.6 mL/min
Detector     : Suppressed conductivity
Column temp. : 40 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

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