厚生労働省令第135号(平成19年11月14日)により塩素酸が水質基準に追加され平成20年4月1月から施行されました。更に塩素酸の検査方法が厚生労働省告示第386号(平成19年11月14日)で定められ塩素酸の分析にイオンクロマトグラフ法が採用されています。厚生労働省告示第386号では亜塩素酸が残留塩素と反応して塩素酸を生成しないよう試料採取時にエチレンジアミン(EDA)溶液(50 mg/mL)を試料1 Lにつき1 mL加えることになっています。以下に1価、2価陽イオン同時分析用カラムIC YS-50を用いてエチレンジアミンを添加した河川水中の1価、2価陽イオンの分析をご紹介します。
Sample : 50 μL
Cation std. containing EDA 50 mg/L
1. Li+ 2 mg/L
2. Na+ 10 mg/L
3. NH4+ 10 mg/L
4. K+ 20 mg/L
5. Mg2+ 10 mg/L
6. Ca2+ 20 mg/L
7. Ethylenediamine, EDA 50 mg/L
Sample : 50 μL
River water containing EDA 50 mg/L
2. Na+
3. NH4+
4. K+
5. Mg2+
6. Ca2+
7. Ethylenediamine, EDA 50 mg/L
Column : Shodex IC YS-50 (4.6 mm I.D. x 125 mm) Eluent : 4 mM Nitric acid + 1.5 mM 18-Crown 6-ether aq./CH3CN=90/10 Flow rate : 1.0 mL/min Detector : Non-suppressed conductivity Column temp. : 40 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- 1価、2価陽イオン (1) (YK-421)
- 1価、2価陽イオン (2) (YK-421)
- 1価、2価陽イオン (3) (ジピコリン酸溶離液 + クラウンエーテル) (YK-421)
- 1価、2価陽イオン (4) (YK-421) (リン酸溶離液の場合)
- 1価、2価陽イオン (5) (YK-421) (リン酸溶離液 + クラウンエーテル)
- 1価、2価陽イオン (6) (YS-50とYK-421の比較)
- 1価、2価陽イオン (7) (アセトニトリルの添加) (YS-50)
- 1価、2価陽イオン (8) (エチレンジアミン添加試料) (YS-50)
- カラムのダイナミックレンジ (YK-421)
- 陽イオンの高感度検出 (YK-421)
- アセトニトリル濃度と陽イオンの保持時間 (YK-421)
- IC YS-50における溶離液濃度の影響
- IC YS-50における流量依存性
- IC YS-50における温度依存性
- IC YS-50における試料負荷量の影響
- 陽イオン分析の定量性 (YS-50)
- クラウンエーテルの添加効果 (YS-50)
- 水道水 (1) (YK-421)
- 水道水の分析 (2) (YK-421) (リン酸溶離液の場合)
- 水道水中の1価、2価陽イオン分析 (エチレンジアミン添加試料) (YS-50)
- ミネラルウォーター (YS-50)
- 海水 (2) (YS-50)
- 赤ワイン (1) (YK-421)
- 赤ワイン (3) (YS-50)
- 血清 (YK-421)
- 長鎖アルキルアミンの分離 (YK-421)
- トリアルキルアミン (YK-421)
- テトラアルキルアンモニウムイオン (YK-421)
- テトラアルキルアンモニウムイオンの分析 (YS-50)
- アルキルアミン (2) (YK-421) (リン酸 + アセトニトリル溶離液)
- エタノールアミンとアルキルアミン (YK-421) (リン酸 + アセトニトリル溶離液)
- エタノールアミンとアルキルアミンの分析 (YS-50)
- 陽イオンとアルキルアミン (YS-50)
- メチルアミン類の分析 (YS-50)
- エチルアミン類の分析 (YS-50)
- 低級アミンの分析 (YS-50)
- PEG中の陽イオン分析 (YS-50)
- アルブミン中の陽イオン分析 (YS-50)
- USP-NFに準拠したセフェピム注射液中のN-メチルピロリジン分析 (YK-421)