N-アセチルノイラミン酸がα(2→8)結合したホモポリマーであるコロミン酸をOHpak SB-804 HQを用いてSEC分析しました。溶離液には水のみと塩基性水溶液の2種類を用いました。塩基性水溶液の条件では正規分布のクロマトグラムが得られましたが、水のみの条件では充てん剤とのイオン性相互作用により一部が排除限界容量に溶出しています。コロミン酸のような酸性高分子の分析では塩基性水溶液条件を用いることによりイオン的相互作用を抑制させる効果が得られる場合があります。


Sample : 50 µL
Colominic acid sodium salt
from Escherichia coli 0.1 %(w/v)


Column       : Shodex OHpak SB-804 HQ (8.0 mm I.D. x 300 mm)
Flow rate    : 1.0 mL/min
Detector     : RI
Column temp. : 30 ℃

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