水・有機溶媒両用SEC用カラムAsahipak GS-310 7Gを用いてメラミン-ホルムアルデヒド樹脂プレポリマーの分析を行いました。溶離液溶媒選択の別法として 疎水性の異なる溶媒を2種以上混合して適正化する方法があります。ポリマーの構造や物性が複雑で適当な溶媒が予測し難い時に有効な方法です。クロロホルムとメタノールの混合比を調整してメラミン-ホルムアルデヒド樹脂プレポリマーをSEC分析した例を示します。クロロホルムとメタノールのいずれの溶媒の場合にも単独では充てん剤とサンプル間に相互作用しますが、両溶媒の混合比が80/20では相互作用はなくなりSEC溶出します。
GS-310 7GはGF-310 HQの旧タイプカラムです。
Sample : Melamine-formaldehyde resin prepolymers
Column : Shodex Asahipak GS-310 7G (7.5 mm I.D. x 500 mm) Eluent : CHCl3/CH3OH Flow rate : 0.5 mL/min Detector : UV(254 nm)
S. Mori, J. Liq. Chromatogr. 11 (6) (1988) 1205
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- 標準ポリスチレン (10) (トルエン溶媒)
- 標準ポリスチレン (19) (DMAc溶媒) (KF-806L)
- 標準ポリスチレン (20) (NMP溶媒) (KF-806L)
- 標準ポリスチレン (22) (DMAc溶媒) (LF-804)
- シリコーン油 (トルエン溶媒) (K-806M)
- ジメチルシリコーン油 (トルエン溶媒)
- 生ゴム (トルエン溶媒)
- エポキシ樹脂 (3) (混合溶媒)
- p-クレゾールホルムアルデヒドレゾール樹脂 (混合溶媒)
- フェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂
- ポリ(-N,N-ジメチルアミノメチルスチレン) (2) (各種溶離液条件の比較)
- リグニン (LF-804)
- キシラン (LF-804)
- ポリアミック酸 (1) (LF-804)
- ポリアミック酸 (2) (LF-804)
- ポリアミック酸 (3) (LF-804)
- セルロース (KD-806M)
- 生分解性ポリマー (1) (ポリ乳酸-グリコール酸共重合体) (GF-7M HQ)
- 生分解性ポリマー (5) (ポリ乳酸-グリコール酸共重合体) (KF-804L)
- 標準プルラン (8) (LF-804)
- 標準ポリ(エチレンオキサイド)、ポリ(エチレングリコール) (2) (LF-804)
- ポリ(メチルメタクリレート) (2) (メチルエチルケトン溶媒) (LF-804)
- アンモニオアルキルメタクリレートコポリマー (GF-510 HQ)
- メタクリル酸コポリマー (KF-806M)
- PMMAの絶対分子量測定 (LB-802.5)