有機溶媒系SEC(GPC)用充てんカラムGPC FP-2002は、新規開発のスチレンジビニルベンゼン共重合体の単分散粒子の採用により、従来品と比較して4倍以上の高流量(10 mL/min以上)での送液が可能です。フタル酸エステルとトルエンを用いてFP-2002の流量依存性を調べたところ、使用可能最大流量である20 mL/minにおいても極端なカラム効率の低下はありません。
(注)ポリマー試料の場合、分子量が大きくなるに連れて分子鎖切断が起きやすくなります。分子鎖切断が起き可能性がある場合は、流量を下げて分析することをお勧めします。
Sample : 1 % each, 1 mL
1. Ditridecyl phthalate (DTDP) (MW : 530)
2. Dimethyl phthalate (DMP) (MW : 194)
3. Toluene (MW : 92)
Column : Shodex GPC FP-2002 (20.0 mm I.D. x 600 mm) Eluent : CHCl3 Detector : UV (254 nm) (Preparative type) Column temp. : 30 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- 標準ポリスチレン (8) (K-804L)
- 標準ポリスチレン (17) (K-806M)
- 標準ポリスチレン (21) (GF-HQ : 各種溶離液の比較)
- エポキシ樹脂 (2) (K-803L)
- ポリ(o-クレシルグリシジルエ-テル)ホルムアルデヒド共重合体 (GF-310 HQ)
- ポリ(エーテルエーテルケトン) (K-806M)
- ポリ(ブチレンテレフタレート) (2) (クロロホルム溶媒) (K-806M)
- 低分子ポリジメチルシロキサン (クロロホルム溶媒) (K-801)
- 流動パラフィン (KF-401HQ)
- 生分解性ポリマー (2) (ポリ乳酸) (LF-604)
- 生分解性ポリマー (3) (ポリ乳酸) (K-805L)
- 生分解性ポリマー (6) (ポリ乳酸) (KF-806M)
- ラウリルステアリルチオジプロピオネートのリサイクル分取 (K-2001)
- FP-2002と他社カラムによるリサイクル分離比較
- 流量依存性 (2) (FP-2002)
- FP-2002と他社カラムによる分離性能比較
- FP-2002と他社カラムによるポリスチレンオリゴマー分離比較
- ポリヒドロキシ酪酸の分析 (LF-804)