HPLCを用いるアスコルビン酸の測定にはアミノカラム(衛生試験法・注解)やシリカカラム(食品衛生検査指針)を用いる方法が知られています。特にアミノカラムを用いる方法はアスコルビン酸とイソアスコルビン酸(エリソルビン酸)が同時に定量できるため広く普及しています。しかし従来のアミノカラムはシリカゲルにアミノプロピル基やポリアミンを化学結合させた充てん剤が用いられているため化学的安定性に問題があり保持力の低下や寿命が短いなどの欠点がありました。これに対してポリマー系アミノカラムAsahipak NH2Pはシリカ系アミノカラムの経時劣化を解消しアルカリ洗浄が可能のため耐久性に優れています。

【注意】本分析は、カラムの平衡化が必要です。
カラムの平衡化:60 mM リン酸水溶液を0.5 mL/minで2時間流した後、溶離液に置換する。


Sample : 5 μg/mL each, 10 μL
1. Erythorbic acid
2. L-Ascorbic acid


Column       : Shodex Asahipak NH2P-50 4E (4.6 mm I.D. x 250 mm)
Eluent       : 20 mM NaH2PO4 + 30 mM H3PO4 aq./CH3CN=20/80
Flow rate    : 1.0 mL/min
Detector     : UV (254 nm)
Column temp. : 35 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ