血清中抗てんかん薬の分析 (ODP2 HP)

血清中に含まれる抗てんかん薬をポリマー系逆相クロマトグラフィー用カラムODP2 HP-4Eを用いて分析を行いました。ODP2 HPは充てん剤表面の極性を高くし更にポアサイズを小さくすることでタンパク質の除去率を高めているため、簡単な前処理だけで血清中のタンパク質の影響を受けることなく抗てんかん薬の分析が可能です。

除タンパク方法:
同量の血清とアセトニトリルの混合液を6000(g)で5分間遠心し、上清を試料とした。


Sample : 20 μL
(1) 2-Acetaminophenol 10 μg/mL (I.S.)
(2) Zonisamide 13.0 μg/mL
(3) Phenobarbital 19.0 μg/mL
(4) Carbamazepine 4.5 μg/mL
(5) Phenytoin 9.0 μg/mL


Column       : Shodex ODP2 HP-4E (4.6 mm I.D. x 250 mm)
Eluent       : 25 mM Sodium phosphate buffer(pH5.2)/CH3CN=680/320 
Flow rate    : 0.35 mL/min
Detector     : UV(210 nm)
Column temp. : 40 ℃

関西医科大学附属滝井病院 臨床検査部 原 克子先生、小宮山 豊先生ご提供

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

下記製品の取扱説明書・検査成績書はこちらからダウンロードいただけます。

製品名インデックス

アプリケーションデータ