食品表示基準(旧 栄養表示基準)に準拠した低分子水溶性食物繊維の分析 (GS-220 HQ、KS-802)

「栄養表示基準の導入に伴う栄養成分等の分析方法等について」(衛新第47号*(平成08年05月23日))の「別添 栄養成分等の分析方法等」に収載されている「8 食物繊維」の「(2) 高速液体クロマトグラフ法(酵素-HPLC 法)」はプロスキー法では分析が困難とされる低分子水溶性食物繊維を含む食品が対象です。酵素-HPLC 法では、三糖類以上の難消化性画分(難消化性オリゴ糖+食物繊維画分)をその他の画分(単糖類、二糖類、糖アルコール画分)と分け、 難消化性画分の比率を求めます。カラムは配位子交換系又はゲルろ過系のカラムを2本連結して使用しますが、ゲルろ過系カラムの一例としてAsahipak GS-220 HQが載っています。ここでは、Asahipak GS-220 HQを用いて低分子水溶性食物繊維の分析を行いました。また、比較として配位子交換系カラム SUGAR KS-802でも分析しました。GS-220 HQではサイズ排除モードによりクロマトグラム中の矢印より前に難消化性画分が、矢印の後にその他の画分が溶出するため、難消化性画分とその他の画分の分離が容易です。一方、KS-802はサイズ排除モードに加え配位子交換モードが働き、単糖類や二糖類同士の分離には優れていますが、分離が複雑になるため、単純に難消化性画分とその他の画分に分けられない場合があります。低分子水溶性食物繊維の定量分析にはGS-220 HQが威力を発揮します。

(注意)
平成27年4月1日に「食品表示法」が施行され、それに伴い「栄養表示基準」は「食品表示基準」に移行しました。

*データ採取時を記載

Sample: 20 µL each
Low molecular weight water soluble dietary fiber

  1.  
Column
Shodex Asahipak GS-220 HQ (7.5 mm I.D. x 300 mm) x 2
Eluent
H2O
Flow rate
0.5 mL/min
Detector
RI
Column temp.
60 ℃

 

Column
Shodex SUGAR KS-802 (8.0 mm I.D. x 300 mm) x 2
Eluent
H2O
Flow rate
0.3 mL/min
Detector
RI
Column temp.
80 ℃

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