清酒中のエチルα-D-グルコシドの分析 (VG-50 4E)

エチルα-D-グルコシドは清酒に特異的に含まれる旨味成分ですが、近年この成分に保湿機能があることが発見され注目されています。ここではポリマー系アミノカラムHILICpak VG-50 4Eを用いて清酒中のエチルα-D-グルコシドの分析を行いました。標準試料にはエチルα-D-グルコシドと糖類の混合標準液を用いました。標準試料を用いて検量線を作成したところ、0.05~1.0 %の範囲における決定係数(R2)はそれそれ0.9999以上と直線性の高い検量線が得られました。


Sample : 10 μL
Sake (Japanese rice wine) (A)
Sake (Japanese rice wine) (B)
1. Ethyl α-D-glucoside
3. Glucose

Standard solution 0.5 % each
1. Ethyl α-D-glucoside
2. Fructose
3. Glucose
4. Sucrose
5. Maltose

Sample : 10 μL


Column       : Shodex HILICpak VG-50 4E (4.6 mm I.D. x 250 mm)
Eluent       : H2O/CH3CN=20/80
Flow rate    : 1.0 mL/min
Detector     : RI
Column temp. : 40 ℃

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