日本薬局方に準拠したトレハロースの分析 (KS-801)

第十七改正日本薬局方*によるトレハロース水和物の定量法ではシステム適合性としてマルトトリオース、トレハロース、ブドウ糖、内標準物質(グリセリン)の順に溶出し、マルトトリオースとトレハロースの分離度は1.5以上、トレハロースとブドウ糖の分離度は4以上、ブドウ糖と内標準物質の分離度は3以上で、6回の繰り返し分析において内標準物質のピーク面積に対するトレハロースのピーク面積の比の相対標準偏差は1.0%以下となっています。糖分析用カラムSUGAR KS-801を用いて分析を行ったところ、すべてのシステム適合性の条件を満たすことが確認できました。

*データ採取時の版


Sample : 0.5 % each, 20 μL
1. Maltotriose
2. Trehalose
3. Glucose
4. Glycerin


Column       : Shodex SUGAR KS-801 (8.0 mm I.D. x 300 mm)
Eluent       : H2O
Flow rate    : 0.4 mL/min
Detector     : RI
Column temp. : 80 ℃

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