アミノ基の遊離型量比と理論段数 (NH2P-50 4E)

ポリマー系アミノカラムAsahipak NH2Pシリーズは従来のアミノカラムと同様に弱アニオン交換基(アミノ基)を導入したイオン交換樹脂が充てんされたカラムです。このアミノ基は溶離液のpHやイオンの組成により遊離型と酸付加型の平衡状態にあります。このアミノ基の遊離型の量比は糖の溶出特性に大きな影響を与えます。遊離型量比の分離への影響を調べるためにNH2P-50 4EをpHの異なる酢酸アンモニウム水溶液で平衡化し遊離型量比の異なるカラムを用意した後、同一条件下で 分析しました。対イオンの遊離型の量が多くなるほど各種糖類の溶出容量は小さくなりピークも シャープになっています。

 

スクロールできます
平衡pH 2.84 8.50 9.30 遊離型量比と理論段数の関係
遊離型量比 32% 82% 93%
クロマトグラム

Sample: 1. Fructose, 2. Glucose, 3. Sucrose, 4. Maltose

Column
Shodex Asahipak NH2P-50 4E (4.6 mm I.D. x 250 mm)
Eluent
CH3CN/H2O=75/25
Flow rate
1.0 mL/min
Detector
RI
Column temp.
30 ℃

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