ハチミツ中の糖分析 (VG-25 4D)

ハチミツは、単糖類であるグルコースとフルクトースを主成分とし、他にもビタミン類やアミノ酸、ポリフェノール、ミネラルなどを含む自然食品です。ハチミツには、二糖類のスクロースやスクロースの異性体であるツラノースが含有する可能性もあります。ここでは、ハチミツに含まれる上記4種類の糖類をポリマー系アミノカラム  HILICpak VG-25 4Dを用いて分析を行いました。今回使用したハチミツでは、ツラノースのピークは確認されましたが、スクロースのピークは確認されませんでした。
HILICモードを用いた一般的な糖分析では、スクロースとツラノースの分離は困難ですが、VG-25 4Dを用いて溶離液にメタノールを添加することでスクロースとツラノースの分離が可能になります。

試料調製

※「はちみつの検査実施要綱(一般社団法人 全国はちみつ公正取引協議会)」に基づいて実施

 

標準液
  1. (1)100 mLのメスフラスコにメタノール25 mLを分注する。
  2. (2)100 mLのビーカーにグルコース 1.5 g、フルクトース 2.0 g、スクロース 0.25 g、ツラノース 0.25 gをそれぞれ秤量し、約40 mLの超純水で溶解する。
  3. (3)(1)に(2)の全量を移し、超純水で100 mLに定容する。
  4. (4)0.45 µmのメンブレンフィルターにてろ過し、HPLC用試料溶液とする。

試料溶液
  1. (1)ハチミツ 5 gをビーカーに精秤し、40 mLの超純水で溶解する。
  2. (2)100 mLのメスフラスコにメタノール25 mLを分注し、(1)のハチミツ水溶液全量を移し、超純水で100 mLに定容する。
  3. (3)十分に混和した後、0.45 µmのメンブレンフィルターにてろ過し、HPLC用試料溶液とする。

Sample: 10 µL each
Stadard solution

  1. 1.Fructose 2 %
  2. 2.Glucose 1.5 %
  3. 3.Sucrose 0.25 %
  4. 4.Turanose 0.25 %

Sample solution (Acacia honey)
  1. 1.Fructose
  2. 2.Glucose
  3. 4.Turanose
Chromatogram of honey
Column
Shodex HILICpak VG-25 4D (4.6 mm I.D. x 150 mm)
Eluent
H2O/CH3OH/CH3CN=5/10/85
Flow rate
1.0 mL/min
Detector
RI
Column temp.
60 ℃

試料名インデックス

取扱説明書・検査成績書

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製品名インデックス

アプリケーションデータ

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