テアニンは茶に含まれるアミノ酸の一種で、主に抗ストレス効果やリラックス効果を有します。ここでは市販サプリメント中のテアニンの分析をAsahipak NH2P-50 4Eを用いてHILICモードで行いました。0.001 ~ 1 mg/mLの濃度範囲で直線性の高い検量線が得られ、回収率は約90 %と良好であることが確認されました。
(市販サプリメントの試料溶液調製方法)
(1) 試料5 mgに5 mLの溶離液を加え、10分間超音波処理
(2) 上澄液を0.45 μmのフィルタでろ過
Sample : 20 μL
Standard
1. Theanine 0.1 mg/mL
(in eluent)
Column : Shodex Asahipak NH2P-50 4E (4.6 mm I.D. x 250 mm) Eluent : 20 mM NaH2PO4 + 30 mM H3PO4 aq./CH3CN=25/75 Flow rate : 1.0 mL/min Detector : UV (210 nm) Column temp. : 30 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- アミノ酸 (2) (NN-814)
- アミノ酸 (3) (P-421S)
- アミノ酸 (4) (YS-50)
- アミノ酸 (5) (YS-50)
- ヒスチジンと1-メチルヒスチジン
- 発癌性のトリプトファン熱分解生成物の分離 (ES-502C 7C)
- LC/MSを用いたアミノ酸の一斉分析 (NH2P-40 2D)
- シトルリンのLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- GABAのLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- トラネキサム酸のLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- LC/MSによる糖、有機酸、アミノ酸の一斉分析 (VG-50 2D)
- LC/MSによる栄養ドリンク中の親水性化合物の一斉分析 (VG-50 2D)
- LC/MSを用いたアミノ酸の一斉分析 (VC-50 2D)
- テアニンの分析 (NH2P-50 4E)
- サプリメント中のGABA分析 (NH2P-50 4E)
- HILICモードにおける溶離液の有機溶媒組成の影響 (NH2P-50 4B)