マルチモード用カラムRSpak NN-814 はポリ(ヒドロキシメタクリレート)にごく微量のスルホ基を結合させた充てん剤を充てんしてます。主体となる分離モードは逆相モードですが、微量のスルホ基によってイオン相互作用が働きます。アスパラギン酸のような酸性アミノ酸は充てん剤のスルホ基とのイオン反発によって早く溶出されます。これに対して塩基性アミノ酸はイオン交換作用によって遅れて溶出されます。中性アミノ酸は、逆相モードによって分離されます。したがって基本的に酸性、中性、塩基性アミノ酸の順に溶出されます。
参照:アミノ酸 (4) (YS-50)
Sample : 0.1 % each, 20 μL
1. Aspartic acid
2. Glycine
3. Alanine
4. Valine
5. Methionine
6. Isoleucine
Column : Shodex RSpak NN-814 (8.0 mm I.D. x 250 mm) Eluent : 40 mM H3PO4 aq. Flow rate : 1.0 mL/min Detector : RI Column temp. : 40 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- アミノ酸 (3) (P-421S)
- アミノ酸 (4) (YS-50)
- アミノ酸 (5) (YS-50)
- ヒスチジンと1-メチルヒスチジン
- 発癌性のトリプトファン熱分解生成物の分離 (ES-502C 7C)
- LC/MSを用いたアミノ酸の一斉分析 (NH2P-40 2D)
- シトルリンのLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- GABAのLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- トラネキサム酸のLC/MS分析 (NH2P-40 2D)
- LC/MSによる糖、有機酸、アミノ酸の一斉分析 (VG-50 2D)
- LC/MSによる栄養ドリンク中の親水性化合物の一斉分析 (VG-50 2D)
- LC/MSを用いたアミノ酸の一斉分析 (VC-50 2D)
- テアニンの分析 (NH2P-50 4E)
- サプリメント中のテアニンの分析 (NH2P-50 4E)
- サプリメント中のGABA分析 (NH2P-50 4E)
- HILICモードにおける溶離液の有機溶媒組成の影響 (NH2P-50 4B)