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Shodexについて

Shodexはレゾナックグループが企画・製造・販売する高速液体クロマトグラフィー(HPLC)用カラムのグローバルブランドです。Shodexの歴史は古く、1965年に弊社の高分子合成技術をベースに分子量測定のための分離技術の検討を開始し、1974年にカラム事業をスタートさせました。今では日本をはじめ、アメリカ、ドイツ、中国、韓国、シンガポールに販売拠点を設け、世界中で広く活動しています。
Shodexのシンボルマークは金属の魚です。HPLCは液体を用いる分析技術であることから水中に住む魚に結びつけ、そのメカニカルなフォルムは高度な技術に支えられたShodex製品が常に時代の先端をスイスイと泳ぐ姿を象徴しています。

Shodexでは、お客様の分析ニーズに応えるべく、さまざまなカラムの開発取り組んでいます。中でもポリマー系のカラムは、化学的な安定性に優れ、下記の特長を活かして様々な用途のカラムをラインアップしています。

  1. (1)カラムの耐久性が高く、長寿命で安定した分析を実現
  2. (2)充てん剤由来の溶出物が少なく、ノイズ低減による高感度分析を実現
  3. (3)pH適用範囲が広く、多様な分析条件の設定が可能

Shodexカラムの製品群

  1. 逆相クロマトグラフィー用
  2. 親水性相互作用クロマトグラフィー (HILIC) 用
  3. 配位子交換クロマトグラフィー用
  4. イオン排除クロマトグラフィー用
  5. イオンクロマトグラフィー用
  6. サイズ排除クロマトグラフィー (SEC) 用
  7. イオン交換クロマトグラフィー用
  8. 光学分割用

 

Shodexの歴史

  • 1965年 昭和電工(株)の石油化学事業の展開に伴い、プラスチックの分析手法としてGPCカラムの技術開発を開始
  • 1974年 「Shodex」を商標出願し、本格的に事業スタート
  • 1990年 「魚」のシンボルマーク登場
  • 1993年 旭化成工業(株)(現 旭化成(株))よりAsahipak事業を譲渡
  • 2011年 Shodex機器を昭光サイエンティフィック(株)
    (現 昭光サイエンス(株))に事業譲渡
  • 2020年 昭和電工(株)が日立化成(株)を完全子会社化
  • 2023年 昭和電工(株)と昭和電工マテリアルズ(株)(旧日立化成)が事業を統合し、(株)レゾナックに社名変更
  • 2024年 Shodex事業50周年