Shodex News Letter No25. (1993/7)
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Shinoちゃんの液クロSOS 有機酸分析の原理
Chromato クロマト(最新のクロマトグラム紹介)
よくわかる試料調製 GPC編
表紙の写真 カキ(柿 =
Diospyros Kaki Thunb.)
カキノキ科
学名にもKakiとあるように、日本原産の喬木で、古来から日本人の生活に密着している植物です。次郎、富有、平種無し等々多くの栽培品種があり、会津不知身など全国各地に夫々自慢の固有品種が栽培されています。
正岡子規が「柿食えば、鐘が鳴るなり、法隆寺」と詠んだ俳句は、知らない人がいないほど有名です。「猿蟹合戦」の童話、柿右衛門が陶器に柿の赤い色を出せずに苦労した話、長屋の貧乏浪人が内職として番傘に柿の渋を塗ったという話などは皆様ご存知の通りです。
平安の古には「菓子」とは干し柿のことを指し、生の果物を「水菓子」と呼んで区別していたそうです。この「水菓子」と言う言葉はつい最近まで使われていました。
渋柿を食べて舌が白くなったシブい経験をお持ちの方もおいでのことと思います。このシブの主成分はシブオールと言う水溶性のタンニンの一種です。このタンニンをアルコールと反応させて不溶化し、渋味を感じさせなくするのが、焼酎などによる「渋抜き」です。このシブには、タンパク凝集作用があり、ただれた皮膚や消化管内壁を固め血液やリンパ液のしみだしを抑えることで多くの皮膚炎や消化器系の疾患に効果があるとされています。また、杯に1杯の渋を3回に分けて食事中に飲むと、高血圧に良いとの記載も生薬の解説書に出ていました。
葉には多量のビタミンCを含み、柿の葉茶として飲みますし、天ぷらも美味しいです。そういえば、柿の葉に包んだ寿司も有名駅弁には必ず出てくる人気の商品ですね。ヘタを乾燥させた物を漢方でシテイ(柿帝)と呼び、煎じてシャックリの鎮静に用いるそうです。こうなると下手にヘタも捨てられませんね。
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HPLC、液体クロマトグラフィー、液クロ、LC