Shodex News Letter No.18 (1991/10)


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Shinoちゃんの液クロSOS 糖分析(1:SUGARシリーズ)

Chromato クロマト(最新のクロマトグラム紹介)
 
化学発光検出器 CL-2
(Shodex CL-2は、現在販売中止です)

表紙の写真 クズ(葛 = Pueraria Thunbergiana Benth.)  マメ科
クズは北海道〜九州の空き地や山野のどこにでもある植物で、蔓が20m近くにも伸びて、木に絡み付くため林業関係の人達からは大変嫌われています。しかし、昔からいろいろな面で私達の生活に密着していて、親しまれてもいます。
万葉集で山上億良が「秋の野に 咲きたる花を指(オヨビ)折り、かき数ふれば七草の花、萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花(オミナエシ)、また藤袴、あさがほの花」と歌ってから、秋の七草に入っています。
おなじみの葛湯や生姜湯、京都の葛切りや川崎の葛餅もこの植物の根から採れる澱粉を主原料にしたものが本物です。しかし高価なため、今は馬鈴薯澱粉に置き換えられているものが多いとか。
また蔓からとれる繊維で織った「葛布」はとてもよいものだそうですが、今では織る人がいないため手に入らないそうです。
根は葛根(カッコン)と呼ばれ、漢方薬の重要な基剤でもあります。風邪、解熱、消炎、アレルギー、化膿症、五十肩等に処方される「葛根湯(カッコントウ)」は、葛根にシャク薬や甘草・生姜等を加えて煎じたものです。澱粉のコロイドが粘膜や炎症部を覆って保護するため、刺激が緩和されて快方に向かわせるようです。
山菜としてはあまり知られていませんが、芽先や若葉は炒め物や和え物、天ぷらによく、花穂は湯がいてから三倍酢で召し上がっても美味しくいただけます。もちろん根を焼いたり煮たりすると、少し筋っぽいですが、山芋のような感じで食べられます。葉にはアスパラギン、アルギニン、グルタミン酸、ヒスチジン等のアミノ酸やアデニンを多く含み、家畜の飼料にも良いそうです。
秋の野山を散策する時に見かけたら、見なおしてやってください。

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HPLC、液体クロマトグラフィー、液クロ、LC