Shodex News Letter No.10 (1989/10)


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Shinoちゃんの液クロSOS 溶出時間の変動(1:GPC編)

Chromato クロマト(最新のクロマトグラム紹介)
 
タンパク質・酵素の分離精製計画(3)

表紙の写真 ヤマトリカブト(山鳥兜 = Aconitum Japonicum Thunb.)  キンポウゲ科
各地の山野に自生する多年生草木。晩秋に青紫色の花を咲かせ、その形が舞楽の時に使う伶人の冠(鳥兜)に似ているので名付けられたという。
亜高山帯に生えるホソバトリカブトや園芸品種のトリカブトなど約30種類があるといわれているが全て有毒である。
有毒成分は、アコチニンというアルカロイドである。傷口より体内に入ると呼吸困難、さらには呼吸麻痺を起こして死に至るとのことである。アコチニンは根に最も多く含まれるが、茎・葉・花の蜜にも含まれているので、傷のある手で触らないようにしたい。
漢方では、根を塩漬けや加熱処理して毒性を下げたものをブシと呼び、鎮痛利尿・強心・強精などに用いる。
トリカブトは、アイヌやカナディアンエスキモーの狩猟用の矢毒としても有名である。アイヌの熊狩りでは、この根を陰干ししたものを月夜の晩に、巫女が神に祈りを捧げながら、彼女の唾液と共に石臼で突き砕いて抽出したものが、最も有効であるとのこと。「巫女」や「月夜の晩」は別として、アルカロイドの抽出に弱アルカリ性の唾液を加える事は、理に適っていて感心させられる。

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HPLC、液体クロマトグラフィー、液クロ、LC