サンプル前処理用カラムCLNpak EV-2000シリーズ
一般に環境中の残留農薬、 PCB、その他の環境汚染物質を分析するためには、長時間を要する煩雑なサンプルの前処理操作が必要でした。 これらの成分分析の必要性が高まるにつれて前処理操作も簡便化がますます重要になりつつあります。 CLNpak
EV-2000シリーズはサンプル前処理の時間短縮、操作の簡素化を追求したHPLC用カラムとして開発されました。 EV-2000シリーズは有機溶媒系SEC(GPC)用カラムで、脂質、ポリマーなどの高分子成分ははじめに溶出され、農薬、 PCB、その他の環境汚染物質などの低分子分画は遅れて溶出されます。 この低分子分画は分取/濃縮後、GC/MSなどを用いて成分分析されますが、測定を妨害する脂質、ポリマーなどの高分子成分が除かれているため、再現性のよいデータが得られます。
GPCによるサンプル前処理方法は、EPA、FDAでの検査基準に準拠した方法として世界中で広く用いられている方法です。 従来の中/低圧カラムクロマトグラフィによる前処理に比べて、EV-2000シリーズでは、処理時間が半分に短縮され、最新のEPA基準である500mgまでのサンプル負荷が可能です。 EV-2000シリーズのもう1つの特長は使用できる溶媒の範囲が広いことです。 これまでのサンプルクリーンアップ用GPCカラムでは、主としてジクロロメタンを溶離液として使用していましたが、ジクロロメタンは人体および環境に対して有毒な溶媒であり、その使用が規制される方向にあります。 EV-2000シリーズは、アセトン、酢酸
エチルなどの溶媒を用いてジクロロメタンの場合と同じような結果を得ることができます。