パーマ液の分析法
RSpak
NN-814の充てん剤の基本骨格はポリヒドロキシメタクリレート系ゲルで、RSpak DE-613と同じように逆相クロマトグラフィ用カラムです。 ただし、ごく微量のスルホ基(対イオン H
+)を導入しているところがNN-814の特長です。 中/酸性の溶離液を使用しますと原則的に酸性物質、中性物質、塩基性物質の順に溶出されるため、この特長を活かしてパーマ液のような複雑な成分を再現性良く、単純なアイソクラチック溶出によって分析できます。 NN-814では、分離にイオン排除、イオン交換、逆相モードが影響しています。 つまり、TGA、DTGAのような酸性物質には主にイオン排除モードが影響するため、はじめに溶出されます。 これに対してアンモニア、モノエタノールアミンのような塩基性物質には主にイオン交換モードが影響するため、遅れて溶出されます。その他の成分は、主に逆相モードで分離されています。
<NN-814カラムの分析条件>
@中/酸性の溶離液を使用する場合
◆酸性試料 …イオン排除モードが働くため、比較的早く溶出されます。
◆中性試料 …逆相モードにより分離されます。
◆塩基性試料…イオン交換モードが働くため、比較的遅く溶出されます。
A塩基性の溶離液を使用する場合
◆酸性試料 …基本的にV0の位置にまとめて排除されます。ただし、分子量の大きな酸性試料の場合はカラムに保持される場合もあります。
◆中性試料 …逆相モードにより分離されます。
◆塩基性試料…試料のpKaより高いpHの溶離液の場合は、塩基性試料の解離が抑えられるため、逆相モードにより分離されます。
反対に、試料のpKaより低いpHの溶離液の場合は、イオン交換モードにより分離されます。