長鎖アルキルアミンの分離
トリブチルアミン、トリプロピルアミン等の長鎖アルキルアミンは従来、逆相または逆相イオンペアで分離し、示差屈折率検出器で検出していましたが、感度が低く実用性がありませんでした。 陽イオン分析用カラムIC
YK-421を用いて硝酸とアセトニトリルの混合液を溶離液として使用すると長鎖アルキルアミンが良好に分離され、
伝導度検出器での検出が可能ですので高感度分析が実現されます。 硝酸濃度を3mMに固定してアセトニトリル濃度を変えた場合の各アルキルアミンの保持時間を示します。 50%を境としてこれ以下では鎖長の短いものほど速く溶出し、
これ以上では鎖長の長いものほど溶出が速いことが分かります。 これは各成分の保持機構が50%以下では疎水吸着が支配的であり、
50%以上ではイオン交換が支配的であることを示しています。

Sample :
Alkylamines
THA, Trihexylamine
TBA, Tributylamine
TPA, Tripropylamine
TEA, Triethylamine
TMA, Trimethylamine
Column : Shodex IC YK-421 (4.6mmID*125mm)
Eluent : 3mM Nitric acid aq./CH3CN
Flow rate : 1.0mL/min
Detector : Shodex CD
Column temp. : 40℃