陰イオンの高感度検出

陰イオン分析用カラムIC I-524Aを用いて陰イオンの分離を行う場合にオクタンスルホン酸/ホウ酸系の溶離液はバックグランドが低く大量注入によるベースラインの変動が少ないので低濃度のサンプルの分析に適しています。 検出感度の表示としては、サンプル重量と共に濃度が重要です。 大容量注入を行ってもベースラインの安定している条件では、同じサンプル重量でもより低濃度の測定が可能となります。 ここで用いた分析条件は500μLの注入によってもベースラインが安定しておりμg/Lレベルの測定が可能となります。 尚、pH4.5以上の溶離液ではリン酸はマイナスピークとして検出されています。

<溶離液の調整法>
@特級試薬オクタンスルホン酸ナトリウム0.195gとホウ酸1.22gを1リットルメスフラスコに採り、純水を加えて1リットルにし超音波で溶解します。
A0.2ミクロンのメンブレンフィルタを通した溶離液とします。

検出感度
NO2-
1.0ng
(2μg/L)
NO3-
1.0ng
(2μg/L)
SO42-
1.5ng
(3μg/L)
( )内は500μL注入時の検出下限濃度

参照:陰イオン (8) (オクタンスルホン酸+ホウ酸溶離液)