溶離液にHFIPを用いたナイロン、PETのGPC/MALS

ナイロン、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)は通常の有機溶媒に溶解しませんが、ヘキサフルオロイソプロパンオール(HFIP)には常温で溶解します。 GPC HFIP-805 + HFIP-803を用いて6ナイロンとPETをGPCと多角度光散乱検出器(MALS)を用いて分析しました。 図中の実線で示されるクロマトグラムはRI検出器、破線はMALSの測定結果を示します。 ×,+印はMALSによりサンプルの分子量測定値を0.5秒単位で計算した結果です。 MALSを用いた絶対分子量測定では、溶出容量が同じでも2つのサンプル間に分子量の違いがあることが分かりました。 これは、同じ分子サイズ゙の6ナイロンとPETを比較するとPETが約2倍の分子量を有しているためです。



Sample : Nylon 6, PET, Poly(ethylene terephthalate), 0.2%
測定結果: Sample       Mw (g/mol)    
          6ナイロン     33,400 
          PETボトル    60,400  
Columns      : Shodex GPC HFIP-805 + HFIP-803 (8.0mmID*300mm each)
Eluent       : 5mM CF3COONa in HFIP
Flow rate    : 1.0mL/min
Detector     : MALS + Shodex RI
Column temp. : 40℃