弱陰イオン交換クロマトグラフィー用カラムAsahipak ES-502N 7Cを用いて4種類のタンパク質の分離を行いました。IEC DEAE-825も弱陰イオン交換クロマトグラフィー用カラムですが、基材がポリヒドロキシメタクリレートでありES-502Nはポリビニルアルコールという違いがあります。タンパク質のような高分子サンプルの分離にはイオン交換モードだけでなく逆相モードが関与する場合があるため、基材の違いが分離に影響する場合があります。
Sample :
1. Conalbumin
2. Ovalbumin
3. Trypsin inhibitor
4. β-Lactoglobulin
Column : Shodex Asahipak ES-502N 7C (7.5 mm I.D. x 100 mm) Eluent : (A); 50 mM Bis-Tris propane HCl(pH7.0) (B); 50 mM Bis-Tris propane HCl(pH7.0) + 500 mM NaCl Linear gradient: 0 min to 20 min, 100 % (A) to 100 % (B) Flow rate : 1.0 mL/min Detector : UV(280 nm) Column temp. : 30 ℃
試料名インデックス
製品名インデックス
アプリケーションデータ
- タンパク質と酵素活性の回収率 (QA-825)
- タンパク質と酵素活性の回収率 (DEAE-825)
- タンパク質と酵素活性の回収率 (SP-825)
- タンパク質と酵素活性の回収率 (CM-825)
- 分離度のサンプル負荷量依存性 (QA-825)
- ピーク幅のサンプル負荷量依存性 (DEAE-825)
- ピーク幅のサンプル負荷量依存性 (SP-825)
- 分離度のサンプル負荷量依存性 (CM-825)
- 溶離液pHの影響 (DEAE-825)
- 溶離液pHの影響 (SP-825)
- タンパク質標準サンプル (5) (QA-825)
- タンパク質標準サンプル (7) (CM-825, SP-825)
- タンパク質標準サンプル (8) (ES-502C 7C)
- 粗アルブミン (卵黄)
- ヒト血清 (4) (DEAE-825)
- ヒト血清中のタンパク質 (1) (QA-825)
- ヒト血清中のタンパク質 (2) (DEAE-825)
- 大豆リポキシダーゼ (1) (QA-825, DEAE-825)
- コラーゲンとBSAの分離
- β-ラクトグロブリンのサブフラクションの分離
- アンジオテンシンⅠ、Ⅱ、Ⅲ
- 市販塩化リゾチーム
- ラット肝臓ミクロゾーム中のシトクロムP450の分離
- ミオシンのサブフラグメントの分析
- 牛肝臓カタラーゼ
- ブタ膵臓の精製カリクレン
- 馬膵臓のリボヌクレアーゼ A (CM-825)
- リポキシダーゼ (1) (SP-825)
- パパイン
- メルカプトアルブミンとノンメルカプトアルブミン